2016年4月28日木曜日

酢豚探偵の町中華備忘録 新宿区神楽坂の巻

4月26日10時45分 東京メトロ神楽坂駅前集合
参加者/北尾トロ、下関マグロ、中西庸、えのきどいちろう、竜超(+ゲスト3名)


竜超です。この日はトロ隊長が長年住み慣れた杉並・西荻窪から新宿・神楽坂へと事務所を移すのである。じつは神楽坂はちょうど1年前、ボクが町中華探検隊入りをトロ隊長にお願いした街なので、なにやら因縁めいたものを感じるなぁ。

ボクとマグロ隊員は引っ越し作業を手伝うべく、現地で待機していた。落ち合ってほどなく、赤帽トラックが到着。路上にあまり長く停めてもおけないので、さっそく運び込みにかかる。あまり重いものはないが大きいものがいくつかあり、、搬入先がエレベーターのない古いビルの3階で階段が狭いので、ぶつけないよう入れるのにやや苦労する。それでもテキパキと作業が進み、思った以上に早く終わった。正午前にはもう仕事を始められるくらいまで出来上がり、一同ホッ。

ひと通り終わって小休止。建物は古いが、1フロア1部屋という贅沢な作りで、窓も四方すべてにあるので気持ち良さげ。坂の一番上にあるので、周囲の建物を頭上から見下ろせる窓もある。トロ隊長はきっとこれから、ガウン姿でブランデー片手にそれを眺めながら、ちょっとした支配者気分を味わうに違いない。お茶を飲んでいたら中西隊員と、新加入のえのきど隊員がやって来る。なので、えのきど隊員オススメの町中華「龍朋(りゅうほう)」へ行くことに。


時間はすでに13時を回っていたが、龍朋は大変な人気店だそうで、8人が入れる可能性は低いそうだ。なので、「ダメならどこか別の店へ」という感じでダメ元で出かけたが、なんと奇跡的に8席空いていた。これはトロ隊長への天からのご祝儀か? 過半数のメンバーが、えのきど隊員が絶品と評する「炒飯」をオーダーする中、トロ隊長は「とろろラーメン」(ちょっとした共食い)、マグロ隊員は「りゅうほうめん」、ボクは「みそラーメン」を。


みそラーメンはたんめん並に野菜たっぷりで、スープもあっさり目。わりとヘルシーな感じ。人気の炒飯も、女性が食べきれなかった分を少し食わせてもらった。口に含むとチャーシューの香ばしさがまず来る。食べ進めてもパンチの効いたチャーシューの味は衰えず、「これは炒飯でありながら、ほとんど肉料理だな」と感じた。

今回は「引っ越しそば代わり」ということでトロ隊長のおごり。せっかくだからと、今日の油流しは新事務所で行なうことに。帰り道で、「いや~、めっちゃ近いですね、龍朋。これだったら事務所から店まで息を止めて行けますよ」と言ったら、「なんで息を止めて行かんとならんのだ」と至極もっともな意見を頂戴す。すんません、基本的に発想が小学生な五十代なんで。

新事務所をシェアする女性が買って来てくれたアイスコーヒーで油流し。


室内は「とってもオシャレなリノベーションカフェ風」だが、探検隊の濃ゆい面々がそこにいると、なんか「ポップな阿片窟」のようでもある。さて、今後はレポTVもここから発信していくわけだが、それがどのように作用するのか今から楽しみだ。

武井食堂@新御徒町 カレーそば

カレーラーメンの記事やらまとめなんかを作ったんだけど、まだまだカレーラーメンをおっかけてるよ。
というわけで、今回は“カレーそば”というメニュー名のもの。

“カレーそば”といえば、新御徒町駅の『来集軒』さんもそのメニューでカレーラーメンを提供していた。今回は、その『来集軒』さんと同じ通り、新東京通りにある『武井食堂』さんにやってきた。


入り口横の食品サンプルがいいね。
ここで、メニューを確認。


“カレーそば”600円也。
入店!



はい、こちらになりまする。

ラーメンの上にカレーが乗っかるタイプ。


来集軒さんといっしょやぁ。

うまうま。


麺はぷりぷりタイプ。
カレーに合うね。


おいしかった!

そういえば、こちらのお店、以前ハムライスを食べたね。

■武井食堂
〒110-0016 東京都台東区台東2丁目19−5









2016年4月26日火曜日

トロ事務所移転にともなう臨時MCTで『龍朋』さんを訪問

11時45分、
神楽坂のジョナサン前。
竜さんと僕の2人だけだ。
そこへ、赤帽さんが到着。
『幸風運送』さん。
縁起がいい名前だね。
コウフウと読むそうだ。

荷物を搬入。


えのきどいちろうさんや、サンデー毎日の中西くん到着。



なんと総勢8名。12時台だし、
龍朋は無理かもしれないけど、
とりあえず、行ってみよう。

新事務所からすぐの『龍朋』さん。
坂の途中、斜めな場所にお店はある。
住居表示は地下一階になっている。


奇跡的に8席空いていた。



チャーハン率高し。

手書きのメニューが実に味がある。
僕は迷わず、りゅうほうめん。


お店の名前を冠したこの麺は自信作なのだろう。
ちなみに、りゅうほう丼はない。麺のみ。


野菜たっぷり。
ボリュームたっぷり!


引っ越しそばということで、
北尾トロのおごり。

油流しは、新事務所。


アイスコーヒーをごちそうになり、
小さな鯛焼きも!




■龍朋
〒162-0805 東京都新宿区矢来町123  第一矢来ビル B1
定休日:日曜日











2016年4月25日月曜日

知られざる町中華銀座「亀有西部」 ①清華飯店

MCTの末席を頂戴して以来、どこを歩いても町中華らしき店に目が向くようになった。
そして気がついたこと。
自宅周辺に、ずいぶんと町中華が多いのである。

私が住む、亀有と綾瀬の間のエリアでは、「町中華が絶滅の危機」というMCTの共通認識が揺らぐほど、現役の町中華がそこらじゅうにある。
思えば付近には、銭湯もまだまだ複数残っている。
もしかしてこのあたりは、時間の流れがゆるやかな、貴重な文化保護区なのではないか?
しかも、この地域に40年以上住む義母に聞くと、かつてはさらに数多くの店があちこちにあったそうだ。

調べてみると、亀有を含めた葛飾地域は、戦災で都心を焼け出されてきた人が多く移り住んだ土地という。
また高度成長期には、北関東や東北から出てきた人も多かったようだ。
いずれも若く、単身または小家族の労働者世帯であり、飲食店がはやった。
なるほど、町中華が栄えた他のエリアと同じような条件がそろっていたわけだ。
特に、亀有駅の少し西の五叉路か、大谷田橋まで抜ける名もない区道(最近、「葛西用水桜通り」なる愛称がつけられたが)沿いには、文字通り軒を連ねるように飲食店が並んでいたという。


というわけで、まずはご近所町中華を制覇してみようと思う。
一店目は、「清華飯店」。
店構えといい、メニューといい、どこに出しても恥ずかしくない、手本のような町中華だった。




店に入ると、客はいない。
カウンターで新聞を読んでいたご主人と目が合う。
ややコワモテで、思わず腰が引ける。

「えーっと……やってます?」

「はいはい」

やにわに立ち上がり、厨房に入るご主人。

席につき、店内を見回す。
店の柱にあわせてテーブルを切るという、リフォームの匠ばりの大胆な発想が光る。




メニューを見る。
わけのわからない料理が多数。
もちろん、カツ丼もカレーもある。ザッツ町中華。

その中から、「中華ランチ」を選んでみた。
自分の信条として、「その店の名物料理を食べる」というものがあるからだ。
さらに、“揚げ卵”というナゾの料理が添えられていることも興味を引いた。
























































スマホを見るふりをしてご主人の様子をうかがう。
どうやら揚げ物は作り置きではなく、いちいち揚げてくれるようだ。
しかし、昼時に客が俺ひとりって、ちょっとやばくないか?
ふと見ると、おかもちが小物入れになっている。
出前の注文もないってこと?


数分して、出てきたのがこれ。
ライスがチキンライスなどと同じような型になっているのが、うれしいインパクトだ。
たぶんカレーなんかもこうして提供されるんだね。
このセンス、まさに町中華!
そして期待の揚げ卵は……ゆで卵を丸ごと揚げただけだった(^-^;)。


















だがお味のほうが、これがなかなかなのだ。
うま煮はメシと合わせて食べるとちょうどいい味加減だし、
なんといっても一口カツが、(肉が薄いのもあるが)サクサクとうまいのだ。
もちろんこちらの味付けも絶妙。
あっという間に完食である。
ボリュームもまずまず。これで890円は悪くない。




お勘定に立つと、おかみさんが聞いてきた。

「おいしかった?」

「ええ。とくにカツとうま煮が。僕一人のために揚げ物させちゃってすみません」

「いいのよ。うちはいつも揚げたてが自慢なの」

コワモテに見えたご主人も、明るく口を挟んできた。

「中華ランチは、ランチって名前だけど、人気あるから夜の飲み時間にも出してるんだよ」

なるほど、夜もやってるのか。もかしたらそちらが主な収入になっているのかも。

「こちらのお店はもう長いことやってるんですか?」

「俺が2歳のころからだから、もう50年くらいになるね」

「この人のお父さんが開いたの」

「むかしはもっといっぱい店があったんだよ。それこそ、この道の左右は、食べ物屋だらけだった。今はだいぶ減っちゃったけどね」


働き盛りの2代目が守る町中華。
少なくともあと10年くらいは、続いてくれそうだ。
でももし心配な人がいたら、3代目を継いでみるのはどうでしょう。
かわいいJKの娘さんがいたので、その婿として。

酢豚探偵の町中華備忘録 千代田区神保町の巻

4月22日(金)神保町交差点・岩波ホール前正午集合
参加者/北尾トロ、下関マグロ、増山かおり、半澤則吉、あきやまみみこ、濱津和貴、竜超


竜超です。今回は、ちょっと前にトロ、マグロ、竜の3名だけで回った千代田区神保町界隈の再探検である。人数はぐっと増えて総勢7人。しかも隊員番号が1~7まで揃っている。仮面ライダーで言えば1号(本郷猛)からストロンガー(城茂)までの揃い踏みである。

1時間ほど先に現地入りしたボクはあちこちブラブラしたのだが、かつての神保町より明らかにパワーダウンしていて淋しい限り。毎日が本祭り状態だった80~90年代が懐かしい。まぁ、おっさんの繰り言を書いてもせんなきことだが。

正午、岩波ホール前で待ち合わせ。全員揃って歩き出すも、仕事の電話を受けていたトロさんだけはその場に留まって話し続ける。ちょっとサイケなファッションなので、少し離れて見ると70年代おしゃれ情報誌のグラビアのように見える。フォトグラファーである濱津隊員に「かっこいいから撮っときなよ」と進言。けれどもさらに離れて振り返ったら、今度は「急なオファーに悪戦苦闘するAVスカウトマン」としか見えなくなった。こういうこともあるよね。

しかしトロ隊長のことばかりは言えないのであった。集まった7人を見てみれば、周囲から浮きまくってることこの上ない。学生でもないしカタギの勤め人でもない。「どっかの国から家電とか買いに来てる一団と思われるかもよ」と率直な感想を述べると、露骨に不快な顔をされた。

マグロ隊員のマップを手に、店を訪ねてウロウロと。どうしても見つからない1軒があって立ち止まっていたら、「ハロー、ハロー、どこ行きたいの?」とアバンギャルドなコンタクトをしてくるオッサンが若干1名。一同「・・・は?」。「だいじょーぶ、日本人、優しいよ」と続けたので、さっきのジョークがホントになっていることに気付く。嘘から出た真。「あ、ぼくら日本人です」とマグロ隊員が言うと、「なんだよ~」とがっかりするオッサン。

「半澤の帽子が外人ぽいんだよ」とトロさん。「外人にしても爆買いとかできる富裕層じゃないですよね。どっかの寒村から、なけなしの金で生涯一度の贅沢をしにきたお百姓さんたち」とボクが指摘すると、またも露骨にヤな顔をされてしまった。役割を振ると、不満の多い女房(みみこ)、気の弱い亭主(半澤)、その父(トロ)、村の長老(マグロ)、村一番のハイカラ娘(濱津)、添乗員(増山)といったところか。そしてボクは・・・自分じゃよくわかんねーや。

途中、半澤隊員のことを大厚遇してくれる店の前を通る。以前に『散歩の達人』で取り上げたことを感謝してくれていて、顔を出すと下にも置かない大歓迎をしてくれるのだそうだ。『男はつらいよ』で、寅さんのことを「車センセイ」と呼んで敬う旅芸人一座がいたが、あんな感じかな。半澤隊員に「ご両親が上京したら、ここに連れてきたらいい。ああ、ウチの息子はこんなにも出世したのか、と喜んでくれるから」と余計なことを言い、またも冷たい目を向けられてしまった。

さて店選びだ。ボクはずっと前から気になっていた「四川料理 刀削麺 川府(せんふう)」というチャイナに入ることにした。何が気になるかといえば「コスパ」である。表の看板の案内がすごいのだ。


ランチセットの酢豚定食がデザート付きで650円。これだけでも安いが、そこへさらにセルフサービスで「お粥」と「サラダ」と「コーヒーまたは紅茶」が付くのだ。あまりに安すぎるので、どのような代物か確かめたかったのであった。


すずらん通りのサンマルクカフェの2階にある店内は、もう13時過ぎなのにものすごいう活気。複数の個室内に2人掛けから6人掛けまでのテーブルがギッシリ置かれ、客が次々と振り分けられていく。基本は相席。


オーダーを済まし、お粥とサラダを取って戻ったら、もう定食が置かれていた。


セットの内容は酢豚、ライス、卵スープ、細かいザーサイ、杏仁豆腐。酢豚は、タマネギ、ピーマン、赤ピーマン、パインといった布陣。ランチでパイン入りに出会うのは2度目だ。肉はソフトな食感で量は多め。お代わりはできないようだが、サイドメニューが多いので満腹感は得られる。


食べ終わったら、セルフのコーヒーを1杯。看板の写真にはセルフコーナーにフルーツがあったが、ボクが行った時には無かった。12時台を過ぎたからか? とはいえ、650円であのボリュームはすごいよな。客がひっきりなしに入ってくるのもうなずける話である。


食べ終わって、前回と同じ油流し場所(喫茶「古瀬戸」)で、前回と同じメニュー(バニラアイスクリーム)を頼む。ボクより先にトロ隊員がおり、その他の面々も三々五々集ってきた。が、一番早く食べ終わったはずのあきやま隊員が一向に姿を現さない。

「ひょっとすると拉致されたんじゃないか」とマグロ隊員が言い、ボクの脳裏には、トイレの壁がクルッと回転し、海外マフィアに囚われてしまうあきやま隊員の姿が浮かんだ。あとでその店に問い合わせても「さぁ、そんな方は来ませんでいたねえ」と言われてそれっきり。恐ろしさに震えていたら、「すいませーん、ちょっと餃子特集の雑誌を買いに行ってました」とノンキな顔であきやま隊員が登場。ちょっとがっかり。

油流し後、帰途に着く皆と別れて近くの「リットーミュージック」へ。秋に出した本がらみで新聞の取材を受ける。インタビュー後、記者の女性に町中華名刺を渡し、探検隊活動について話す。反応は悪くない感じ。連休明けに再度、撮影込みのインタビューを受ける予定なので、そのときにもういっぺん、夏に刊行予定の町中華共著本を取り上げていただけるようお願いをしてみようと思う。これが話題になるかならぬかで、今後の町中華探検隊の勢いは変わるはずだからね。

2016年4月22日金曜日

ぶん華@神保町 半澤は思い出した。2015夏、渋谷



MCT4/22(金)
本日は7人も参加!
実は町中華探検隊には名簿がある。No.40まで隊員がいるわけだが、本日は1号〜7号まで揃い踏みとなった。


せっかくなので点呼をとっておけばよかった、と後悔。

参加者はトロ隊長、マグロ隊員、半澤、増山隊員、竜隊員、みみこ隊員、和貴隊員
総勢7人で神保町アタック。
いつも3-4人だからドラクエⅡのみたいだが、7人となるとドラクエⅢのパーティ感が出てくる(あ、意味がわかる人だけわかればいいっす)
つまり、町を練り歩くのもなんかより楽しいってこと。

神保町はしょっちゅう行っているけど、行っていない町中華も多い。
半澤はもともとターゲット店があったが、
マグロ隊員のつくったカンペキなマップ順に、神保町駅を中心にグルリ、反時計回りで一周。実に11店舗とかなりの数。

①伊峡

半チャンラーメンの有名店で赤いカウンターがトレードマーク。以前食べにいったときはアイドルタイムで空いていたが、昼時の本日はかなり混雑。入り口が2つあるから、
どっち向きから拝むか悩むね、
とはマグロ隊員の弁。
僕はこっち派。
紫の暖簾が渋いのです。

②光華飯店


かなりお値ごろ価格という印象だった光華飯店。昔ながらな感じですが、ジャージャー麺が有名みたいです。

③大興

ここに中華店があることを知らなかった!
写真を撮ったら怒られた、
とは和貴隊員。増山隊員いわく取材拒否店だそう。半澤は見逃したが30代と思しき美人店員が厨房にいるという。そこも含め押さえておきたい店です。

④北京亭

はい、ここが今回の半澤のターゲット。何度も前は通っていたけどタイミング合わず入れておりませんでした。マグロ隊員は隠しメニューのカレー&カレーラーメンが有名なのだと教えてくれた。有名ならば「隠し」じゃないが、カレーはメニューには載っていないのだ!

⑤さぶちゃん

元祖半チャンラーメンの店。神保町町中華を語るうえで、外せないのがこの店。が、まだ未踏。以前、定休日か何か開いてないタイミングに来てしまい、ご近所の「いもや」で天ぷら定食をおいしく食って帰った記憶がある。

⑥ぶん華

竜さんにオススメですよ、
とマグロ隊員。
大盛りの店らしい。経験者の増山隊員も、すごかったと語る。1950〜と歴史はすごくあるがシックな外観が好印象

⑦中華百番
みみこ隊員へのレコメンド店だとマグロ隊員が言っていた店だが、無念。閉店とのこと。1回に1軒は、閉店店舗に出くわすなあ。
この店を探していたところ、近所のおじさんに声をかけられる。
ヘローヘロー、どこいきたいの?
とおじさんは、日本人優しいから教えてあげるよ、と続けた。完全に外国人観光客に間違えられた模様。平日昼間にオフィス街をふらついていたら、そうなるわなあ。
帽子が観光客っぽいんだよ、
とトロ隊長。
半澤君のキャップは富裕層じゃない人っぽいね、
と竜隊員。なんだろう、この婉曲表現が、今日一番胸に刺さったw

⑧成光

赤くていかにも中華という外観。「専大前」交差点からも見える。
さぶちゃん、伊峡とともに半チャンラーメン御三家を形成する老舗。

⑨三光園
駅前の有名店。夜にしか来たことがなかったが、昼ランチもお得感ありそう。
以前、何を食べたかは忘れたが、何食べても安心の実力派という印象だ。

⑩康楽

康楽外観はタテ位置がハマる。昨年取材に行ってお世話になった店。おかみさんはじめ、みなさん優しすぎて涙。必ずまた行くけれど、本日は行ったことのない店に行くので、後ろ髪引かれる思い出後にする。

11スイートポーズ



いわずと知れた餃子の名店。餃子店なので町中華かどうかというと、少し難しいところだが、この外観のかっこうよさと名前の素晴らしさは文句無し。
私、ここでいいですか、
と堪えきれないみみこ隊員が吸い込まれていった。

さて、どうしますかとほかの隊員は円陣を組む。僕は第一志望の北京亭と思っていたけど、マグロ隊員の言っていた裏メニュー、カレーのことが気にかかっていた。昨夜カレーうどん(自炊)を食ったばかりだったのだ。
うぬー、行くからにはカレー食いたいし。んでも、昨日食ったし。
悩んでいたら、横から竜隊員。昔から気になっていたチャイナあるからそこが候補だが、そうでなければ北京亭、とのこと。
うぬー(2回目)。北京亭はいつでも行ける気するしなあ。
こういうテンションじゃないといけない店へっていうことで
半澤はそれまで候補にも入れていなかった大盛り店「ぶん華」をチョイス。
「さぶちゃん」を指名した増山隊員と歩く道すがら、
恥をしのんでも「小盛りにしてください」って言った方がいいよ、と釘を刺される。
そんなに大盛りなの。そこまで言われたら逆に小盛りにするなんてできないじゃないか。

ということで


ぶん華へ入店。
ボードの一番うえにある看板メニュー(そのうえにあるphもそれ)
ぶん華ランチ700円一択

13時すぎだが、ポツリポツリ人が入ってきて
けっこう混雑。わたしと一緒に入った二人組も
迷わずぶん華ランチをチョイス。どうやら常連らしい。
さあ、どんな大盛りでもかかってこい。と、みなぎる闘志。
横で上がる炎、え、炎?上がりすぎじゃないですか

ものスゴイ火力で作られた、ぶん華ランチがコレ
わかりにくいっすね、サイズ感がイマイチ伝わらんかも
ならば横から

こう見るとかなり立体的。
チャーハンにチンジャオロースー風のあんかけがどさっとのっている
肉は少なめ、野菜多め
両者めちゃくちゃな量で、皿からはみださんばかり、いや、一部はみだしている
このチャーハンがこの店のデフォルトメニューで、
カレーと一緒に盛られたカレーチャーハンなどもある。
上物が変わるだけだがいろんなバリエが楽しめるわけだ。
キクラゲライス頼んでた人もいたなあ。いい名だ。
麺類もあるが、どのテーブルの男たちもライス系を注文、
みんなハフハフ言いながら水をおかわりしていた。

実食開始から5分経過。

半分も減らない。
思い出すのは砂山に棒を立てて、倒さないように砂をとっていくあのゲーム、
あれなんていうんだっけ。
とにかく、山をくずすように少しずつ掘り進む。
あんかけ部分にはなかなか箸がむかない。
熱いのだ、とにかく熱い。
あ、これ、アレとおんなじだとここにきて気づく。
2015年夏、猛暑の渋谷「仙台や」で竜隊員、中西隊員のアシストがあってはじめてクリアできた
中国丼(あんかけがドバっとかかった大盛り丼)
別盛りになっているだけで、破壊力は同等。
これみんなでシェアして食うやつやん。

とはいえ、以外とスルスルいけて、あれこんなもんなの?くらいの感じで
実食からわずか11分で完食。

青い帽子を添えてさながら、劇場版ナウシカのラストシーン(あ、意味がわかる人だけわかればいいっす2回目)。

いや、余裕だったすよ、そうすね、あのくらいならラクラクすよ、
と喫茶店に行く途中合流したマグロ隊員と和貴隊員に大きい口を聞いた半澤だったが
きつかったのはこの後だ。

じわじわと腹がいっぱいになってきたのだ
口を開けば、はあお腹いっぱいとつぶやき
襲われる強い眠気。

油流しでも流しきれない何か
いやいや、何かではなく化学調味料だな
を、腹にたっぷり抱え帰路につく。
口の中がまだピリピリっと。
戦後の日本を支えてきたものの正体は間違いなくこれだ。

最寄り駅到着後、意味もなくふらふらと古本屋を数件めぐる
歩きたかったのは、とにかく満腹だったから。
あれから数時間、まだまだお腹は減りそうにないし、胃の奥からピーマンの匂いがする。大盛り店は、料理を見るだけで面白いからたまに挑みたくなるけど
一人で行くとかなり大変だなあ。
ああ、お腹いっぱいとひとりごちながら、家でも油流しのコーヒーを飲む。
ピーマンの匂いがする。



文 半澤則吉
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ぶん華
東京都千代田区神田神保町2-10