2016年9月25日日曜日

最後の一軒


疲れていた。今日は好天の中一万六千歩あるきまわって働いたのだ。帰りの車内では最後の数駅、意識がなかった。今夜の宿は義母の家だ。所沢駅から暗い道を進んでいたら、ラーメンの文字。ああ、夕食がまだだったな。ここを逃すと店は一軒もない。初めてドアをあけた。先客は3人。半チャンセットをオーダーしカウンターに座ると、ほどなく出来上がる。太めのストレート麺。炒飯はいろどりが美しい。だが味にはさしたる特徴がない。スープがしょっぱい。このスープが疲れたからだに沁みた。普段なら顔をしかめるしょっぱさを今日のからだが求めているようだった。腹は途中からキツくなったけど。所沢東口「大八」のひとり飯である。

2016年9月24日土曜日

幸来@稲荷町の本棚再び!

わけあって、徒歩にて馬喰町。
わけあった花川戸へ移動。千束などを歩くもいきなり雨だ。
本棚のある町中華を探してみたが、なかなかない。
入谷方面へ出る。
一か所あったけれど、量は少ないな。週刊誌数冊に新聞数紙。

お昼をかなり過ぎてしまい、もう家で昼ごはんを食べようって家に向かっていたら、幸来の女将さんとすれ違う。挨拶して、まだやってますかと聞く。「あ、お店ですか。やってますよ。ご利用ください」とのこと。あ、きょうは土曜日だから午後3時まではやっているよ。日曜日と間違えてた。日曜日も一応やっているんだけど、閉まる時間は不定期だ。

そうか、幸来さんがあったな。もう一度、じっくり本棚を見てみよう。


テーブル席からのほうが本棚がよく見えると、
おやじさんが言っていたことを思い出し、
テーブル席に着席。


なににしようか。
野菜炒めラーメン、この前食べておいしかったんだけど、
なんか、違うものにしよう。
ニラ炒めラーメンください、
とお願いすると。
「さすが、お目が高い」とおやじさん。
「CPが高いんですか?」
と聞くも、回答はなし。
「ニラそば一丁」
自分で言って、自分で厨房へ行って作る。
本棚、よく見えるね。


おやじさんの性格が出ているのか
よく整理されている。


ニラ炒めラーメン到着。





あ、もうひとつ本棚があるのを発見。


H2、雑誌、スポーツ新聞が置かれている。


おやじさんに「中華料理屋っていうと、たいてゴルゴがあるじゃないですか、ここにはないんですね」と言うと、「答えは簡単。俺が好きじゃないから。ゴルゴはね、カタカナとかいっぱいあって、よくわかんないんだよね」。あー、なるほど。だからないんだ、ゴルゴ。

■幸来
〒110-0014 東京都台東区北上野2丁目3−1



2016年9月22日木曜日

文化放送の『浜美枝のいつかあなたと』に出演させていただきました

先日収録しました、『浜美枝のいつかあなたと』(文化放送)が、9月25日(日曜日)の10:30~11:00で放送されます。


実は、この番組、8年前にも出させたいただいたのですが、浜さんはちゃんとそのときのことも覚えていらっしゃって、今回も楽しく収録させていただきました。
収録後に浜美枝さんの著作『孤独って素敵』にサインをいただきました。





2016年9月21日水曜日

学芸大学の『二葉』へGO!

たぶん、北尾トロと町中華探検隊の活動をし始めた初期の段階で、この店を見つけ、写真を撮っていた学芸大駅前の『二葉』さん。今回は、カメラマンの当山さんの地元ということで、学芸大学を案内していただく予定。5分遅れて、駅到着。北尾トロや半澤くんもくるはずだったが、顔を見せず。東口からすぐの『二葉』を見に行くも、まだ開いていない。休みではなさそうだと当山さん。



実は、昨日、『散歩の達人』の取材で大崎の『平和軒』へうかがったのだが、そこの店主のいとこが祐天寺と学芸大学の間、目黒区中央でやはり同じ名前の『平和軒』をやっているというので、見に行くことにした。
というわけで、こちらが平和軒。お昼時、サラリーマンたちでいっぱいだった。



再び駅まで戻り、駅の西側へ。『味味』さんは“みみ”と読むそうだ。お休みかと思ったら、こちら、夜からだとか。



『上海菜館』さん。メディアでも取り上げられるお店なんだろとか。


『東軒』さんは“ひがしけん”と読むのだそうだ。
典型的な町中華だが、セットメニューはないんだそうだ。


と、『二葉』さんへ。

やってるね。


中はお客さんでいっぱい。


目玉焼き300円も気になるね。


ラーメンは550円。




本棚はこんなかんじ。


ゴルゴに、鬼平は定番だけれど、
いちばん下に雑誌『サライ』があったのが、
印象的。

おいしかった!

当然ながら、この画像は当山さんがiPhoneで撮ってくれたもの。
あと、本棚と平和軒も当山さんだ。

152-0004 東京都目黒区鷹番3丁目3−17
おおよそ、12時過ぎから夜10時くらい。
お休みは火曜日。






2016年9月18日日曜日

広島の町中華、天津丼と中華そば

隊員のフォトグラフファー瀬川陣市のソロ記事。今回は久しぶりに広島へ行ったときに食べ歩いてきた。なぜこの時期に広島へと行くことになったのかといえば理由はこれ。



思えば小学生の低学年のときに広島初優勝をきっかけにカープファンになって今年で何年経つのだろう、ともかく長い間このチームを応援してきた。そしたらすごく久しぶりに優勝するというので決定しそうな日を予想してチケットを予約。なのにあっという間に優勝が決まってしまい、広島の町はもうこんな状態に。それにしてもこの垂れ幕はでかいよ。

 
 
 
 
せっかく広島に行くので、ローカルフードの美味いところを広島出身の友達に聞いてみた。ここは美味しいというところをリストアップしてくれたお店のうち、行けそうなところへ足を延ばしてみた。その一軒目がこちら。店に着くなり、いきなり「天津丼」押しのアピールが目に飛び込んでくる。ここは繁華街中心地の小さいモールの地下のフードコートの一角にある「蓬莱」という店。昔からあるらしい。
 
 
 
 
メニューを見ても天津丼がトップにきている。当然ここは天津丼のオーダーで決まり。朝の11時開店から少し経ってからお店に行ったが、早めの昼食なのかサラリーマンなどで座席の半分ほどが埋まっていた。この込み具合からも地元の人気の店というのが感じられる。
 
 
 
 
 すでに食べ始めていいる先客のプレートを覗くとかなり大皿で大盛り状態。たぶん普通盛りでも大盛り並みのボリュームで出来るらしいので、あえて天津丼の小を注文。出てきたのがこれだ。全然小のサイズではない。そしてこのなみなみと盛られた餡の多さ。こぼれる寸前だ。
 
 
 
 
食べ始めてみるとある言葉を思い出した。それは「カレーは飲み物」という名言。まさにこの言葉と同じように飲むように食べられる。ここのは「天津丼は飲み物」と言っていい。それはこの餡がトロトロだから。
 
これまで食べてきた天津丼は、ごはんの部分がそのまま残り気味なんとか餡と絡めて食べきるというものばかりだったが、ここのはまったく別物。上の写真ではレンゲで数口食べたあとだが、まだ餡に覆われてごはんが見えない。それくらい餡がたっぷり盛られている。そして味も絶妙。これはリピートしたなる味。次に広島に来たときも近くにきたら食べたい。

 

さらにもうひとつローカルな中華に足を延ばしてきた。次はラーメンだ。
 
 
 
 
 
路面電車に乗って中心部よりは離れたところにこの店はある。店構えののれんが老舗であることを主張している。これぞ広島の町中華といったたたずまいだ。「来頼亭」という店。
 
 
 
 
店に入るとすぐに食券販売機がある。メニューは中華そば。選べるのは麺の玉の数とチャーシュー麺にするかだけ。シンプルだ。
 
 
 
 
 
食券を売っているが店内はすごく小さい。奥に小さいお膳が3つある座敷とテーブルだけ。壁にはカープを中心とするポスターとサイン色紙が飾られている。
 
 
 
 
 
注文したのは中華そばの小サイズ。何味のラーメンかは知らないので入ったのでとんこつで出てきたのには少し驚いた。勝手にしょう油味を想像していたからだ。だが見た目は昔ながらの中華麺っといった感じ。卵焼きの黄色が見た目がおいしそう感を増している。そして、ここでもスープは器になみなみだ。広島はどうもなみなみが好きみたい。

 
 
 
麺はふつうの太さ。とんこつの油感はしっかりあるのだが、味は薄味。壁には「味の薄い方はしょうゆダレを入れてください」と書かれてあった。テーブルにあったしょうゆダレを入れて味を整えて自分にはちょうどいい感じに。中に入っているもやしの歯ごたえがとても合う。

 
 
 
さらにここの中華そば持ち帰りもできるらしく、食べに来ていたお客が何人も持ち帰りで買って帰った。麺とスープが小袋に分けられて持ち帰るようだ。地元の馴染みらしい客で午後1時を過ぎてもにぎわっていた。長く地元のひとに愛されてきた広島の味だ。
 
 

2016年9月12日月曜日

MCT・広尾の「国泰」さん

こんにちは!
東京ソバット団の方からやってきました、本橋です。
普段は立ち食いそばばかり食べているんですが、
町中華のような、大衆食も好きだったりします。
なので、マグロさんから探検隊にお誘いいただいた時は嬉しかったんですが、
これまでアタックの時に限って仕事が詰まっていて参加できず……。
やっと都合がついたのがこの日の広尾編だったわけであります。

2016年9月7日、広尾に集まったのは、
トロさんマグロさんクニさん当山さんに私の5人。
クニさんは事務所が広尾にあるということで、
今回、案内をしてくれるとのこと。

しかし……普段は、低いところをのたうちまわっているので、
今まで広尾には行ったことがない!
なんとなくハイソでお金持ちな人たちが闊歩しているんだろうな~、
なんて適当なイメージを持っていたわけですが、
いざ行ってみたら、本当にハイソだった!

見てくださいよ。
駅前のセブンイレブンなんか、
こんな色しているんですよ!
なんですか、この落ち着いたトーンは?



歩いている人たちの服装もセンスがいいし外国の方も多いし、
こんなところに町中華なんてあるの?
なんて思っていたわけです、最初は。

実際にこんなおしゃれな中華があるし。
トロさんにマグロさんにクニさん。
3人とも似合いませんな(失礼)。



しかし、どんな町でも人は住んでいる。
住んでいれば毎日メシは食う。
毎日食べるのに、1000円超えのチャーハンばかり食べていられないわけで、
町中華もちゃんと存在するのです。

で、今回伺ったのが、
広尾散歩通りは祥雲寺の山門を左に折れ、
明治通りに出たところにある国泰(こくたい)さん。



真っ赤なファサードが、いかにも町中華なお店。

定食類しか価格が書かれていませんが、
このへんが売りなのでしょうか。



ちなみにこちら、明治通りから広尾散歩通りに続く道に別れた又のところにあるんですが、
その部分、狭いところに交番、ビル2軒に国泰がひしめくように建物があるんですよ。



下手な図で書くとこんな感じ。



土地の分割とかでいろいろあったんでしょうかね。
よく見るとビルの1階がタバコ屋さんだったりします。
今は広尾駅周辺が栄えていますが、
明治通りから広尾へ続く道の入口であるここも、
かつては人通りが多かったんでしょうね。

さて、いざ店に入ってみると、
カウンターにテーブル2つのこじんまりとした店内。
なんだか清潔感があります。
床もツルツルしていないし、
町中華によくある、ラードの焦げた匂いがしません。



なんですかね、見た目は町中華なんですが、
入ってみるとやはり広尾のお店と言った上品な感じさえします。

お値段はラーメンが600円。
セット類はお高めで、
格安定食といっても780円します。




トロさんマグロさん当山さん私がテーブルでクニさんがカウンターと別れ、いざ注文。
トロさんは「オムライス」、
マグロさんは「格安定食」、
当山さんは「Cセット」、
私は「上海麺」。
そしてクニさんは壁に貼ってあった「ニラそば」と単品の「焼きさつま揚げ」。
ちなみに格安定食のメインおかずはその「焼きさつま揚げ」でした。

鍋を振るうのはおとうさん。
接客がおかあさんと、
完全に役割が分かれています。

まず運ばれてきたのが、オムライス。



そして格安定食。



Cセットに、



上海麺です。




しっかり注文した順番で出てきました。
ニラそばは自分が食べるのに夢中で撮り忘れ……。

みなさんのも味見させてもらったんですが、
どれもこれも優しい味わいでしたね。
町中華としてはパンチに欠けるかなと思ったんですが、
私達のあとに入ってきたお客さんを見て納得。
近所に住んでいるであろう、
高齢のお客さんが多いんですよ。

ある女性の方なんか、
「薄味で」オーダーしていましたからね。
そういう常連さんたちに合わせた味付けなのでしょう。
なんだか毎日でも食べられる感じ。

食後に油流しに行った喫茶店でも、
常連であろう高齢の女性がお昼を食べていましたし。
ハイソな町であっても都心の他の町と同様、
高齢化は進んでいるんですね。
広尾の意外な顔を知った1日でした。

最後に「国泰」の向かいにあった建物。
広尾には細長い建物が多い(かもしれない)。



「中華 国泰」
東京都渋谷区広尾5-20-5
電話:03-3444-8739