2017年1月11日水曜日

ことぶき食堂で本格的な荻窪ラーメンをいただく

雑誌『Will』で連載させてもらっている“マグロが歩く”、今回は二二・六事件の現場を歩くことにした。というわけで、上野駅。

 改札のところにまだ初詣SPOTという手書きのポップがあった。
JRの四ツ谷駅から歩いて、以前住んでいた場所近く。
反乱軍に殺害された斎藤実内大臣住んでいた邸宅がこの鉄砲坂の近くにある。



こちらのマンションがかつて斎藤実邸があった場所になる。


『珍萬』というご夫婦でやっている、小さな町中華があるんだけど、
きょうは荻窪へも行くので、がまん。
というわけで、JR中央線で荻窪駅へ移動。


四面道へ

井伏鱒二の旧宅があった場所。井伏鱒二は、『荻窪風土記』に二二・六事件のことを書いている。


四面道近くに、昨年の暮れに訪れた『ことぶき食堂』があった。

店頭の黒板には1957年創業であることなどが書かれている。さすがに二二・六事件のあった1936年はまだ開店していないけれど、井伏鱒二が住んでいた時期にはここも開店していたわけだ。



前回は広東麺をいただいたんだけど、今回は、手元不如意につき一番安いラーメンを注文。


これが大当たり。まさに荻窪ラーメン。魚介の効いたスープが激うま。
ご主人に、これは創業以来の味かと聞けば、
今のご主人は2代目で、お母様が始められたお店だそう。
ラーメンはお母様のときと同じ味なんだとか。
井伏鱒二が店に来たことがあるかと問えば、
店に来たことはないけれど、歩いているのはよく見たとのこと。

光明院荻寺方向へ歩く。以前僕は荻窪に住んでいたことがあるけれど、お寺などを通り道になっていることが多い。ここもお寺の中を歩いていく。

二二・六事件で渡辺錠太郎邸も襲撃された。
先ごろ亡くなられたノートルダム清心女子大学の校長だった、渡辺和子さんの目の前で父親が撃ち殺されるのを目撃したそうだ。その渡辺邸跡は、いまは大きなマンションになっていた。


荻窪ラーメンが町中華の老舗にあったなんて。。。


■ことぶき食堂
〒167-0034 東京都杉並区桃井1丁目13−16

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