2017年2月22日水曜日

ブーツを履いて昼食を(与野「ひらのや」)

私は編み上げブーツが大好きです。
現在でこそすっかり日和ってしまい、同じ編み上げブーツでも着脱の楽な8ハトメやサイドジップのものを履いてますが、まだ10代だった1980年代には、脱ぐにも履くにも時間がかかる14ハトメの英国製編み上げブーツを愛用していたものです(↓)



先日の火曜日、晴れてはいたけれど冷たい風が吹いていた2月21日に、私は久々にこの面倒なブーツを引っ張り出し、さいたま市与野にある町中華「ひらのや」へと赴きました。理由は特にありません。昭和の頃に愛用していた靴を履いて昭和の味を食べに行くのも良いかなー、などと思ったのです。



(ひらのや)

京浜東北線の与野駅から数分、細い道を入った場所にある「ひらのや」は、ご覧のようにとても味のある外観のお店。現地に赴いて初めて知ったのですが、すぐ隣には「天徳湯」というこれまた古い木造の銭湯があるのです。いいねいいね!町中華の後で銭湯!最高じゃん。これは是非ひとっ風呂浴びてから帰ろう!やったねー♪


(天徳湯)

強風にはためく暖簾をくぐって「ひらのや」に入ると、店内はカウンター8席・テーブル10席。カウンターの向こうでは年配のおばちゃんがトントンと野菜を刻んでいます。後からオヤジさんも帰ってきましたので、おそらくご夫婦でやっているのだろうと思います。おばちゃんによると、創業50年近いそうです。


(看板には「洋食 中華」とある)

ミックスフライライスやハンバーグカレーなど洋食系も充実しているメニューから、広東麺ファンの私としてはやはり「うま煮そば」を注文。名前は違えど、広東麺と同じものですね。お客が私ひとりしかいなかったせいもあるのか、かなりスピーディーに出て来たうま煮そばは「これこそ正しい広東麺の鑑!」というビジュアル。真ん中にウズラの卵もトッピングされています。


(うま煮そば)

具は柔らかくて甘みを感じるキャベツにニンジン、ピーマンにタケノコに豚肉。シイタケが多めに入っていて、長ネギに焦げ目がついているのが特徴的な、お店の実力を感じさせるおいしい広東麺でした。大当たり!

うま煮そばを堪能し、
「さて!これから銭湯だ!『天徳湯』のオープン時間3時半までにはずいぶん時間あるから、駅前のドトールで時間つぶすかなー」
・・・などと、すっかり銭湯に行く気満々モードになっていた私は、ここで重大なミスに気づいたのです。

「ブーツ・・・」

よりによってこんな時に、着脱に時間のかかる14ハトメの編み上げブーツなどどという、銭湯に最も向いていないシロモノを履いてきてしまったのです!
銭湯の入り口でこんなものを脱いだり履いたりしては大迷惑。それにもしも下足箱が小さかったら、高さ30センチくらいあるブーツが入らないかもしれません。
なんてことだ!今日は諦めるしかないのか。。。

・・・と、己の気まぐれな履物選択を呪って絶望に打ち拉がれた私でしたが、実はこの日はどちらにしても「天徳湯」に入ることは不可能だったことが判明。

「ひらのや」のおばちゃんに「おいしかったです」と伝えて会計を済ませてお店を後にし、落ち着いて「天徳湯」の前に立ってみると「火・水曜日定休」の文字がありました。
なーんだ、今日は火曜日だからどっちみち休みじゃん。


(「ひらのや」メニューの一部)

これはきっと、
「近いうちに『ひらのや』を再訪せよ。そしてその時にこそ『天徳湯』を堪能せよ」
という町中華の神様の思し召しに違いありません。
何故なら、「ひらのや」のメニューには実に気になる品目がいくつかあるのです(↑)。
「レバーチャーハン」や「サケチャーハン」も珍しくてチャレンジしてみたいメニューですし、
「ドライチャーハン」とはいったい何なのか???
これらの謎を解明すべく、そしてゆっくりと風呂に浸かるべく、私は再びさいたま市与野を訪れてみようと考えています。

2 件のコメント:

  1. いいですねぇ、ひらのやさん。チキンライスは町中華あるあるで、実はお肉がポーク化チャーシューではと思ったのですが、鶏のから揚げがあるのでちゃんとチキンですねw

    返信削除
    返信
    1. はい、何故か肉にはこだわりがあるようで、麺類メニューには「カルビーラーメン」というのもありました。
      それでチキンライスがポーク化だったら…それはそれで楽しいですけどね。

      削除