2017年4月12日水曜日

雨の森下を歩く@美登飯店

ハイジです。
4月11日のmctは、森下アタックでした。
メンバーは、案内役のやまでさん、マグロ副隊長、そして私ハイジの〝三匹のおっさん〟です。奇しくも都内の桜は満開でしたが、一瞬たりとも止むことのない大雨。残念!
しかしながら、やまでさんのガイドトークをお聞きしつつ、楽しくブラブラ。
雰囲気のある店構えの「やまや」さん。
店内もドラマに出てくるようなザ・町中華だそう。
後ろ髪ひかれつつ、さらにブラブラ……。
森下は作家の田河水泡が暮らした街で、
ここで「のらくろ」が生まれたそう。
立派な記念館はマンガが楽しめる図書館も併設。
食後に立ち寄るのもいいかも……。



そして、青い軒先、緑の看板、店先に鯉が泳ぐ、
独創的でレトロな店構えの「美登飯店」へ入店。
ご主人が相模湖で釣った48cmの巨べら(へら鮒)の魚拓も。
野池(釣り堀でなく自然の環境であること)でこのサイズは、
なかなか釣れないもの……すごい。
マグロさんが注文した酸辣湯麵は、44年前の創業時からの看板メニュー。
結構、酢がしっかり効いている。さっぱりうまい!
やまでさんは、とまと入り玉子の定食。
一見、天津飯に見える。

私は麻婆湯麵。食べても食べても減らない……。麺が多い!
スープはしょうゆ黒いけど、濃口しょうゆの甘みがおいしい。
油がほとんど浮いてなくて、さらりとした風味が美味。
チャーハンも山盛り。特に大盛りはなく、基本がこれ。
「うちは全部大盛りだから(笑)」とおかみさん。
自家製チャーシューがたっぷり入り、それがしっとり、じんわり味わい深く、
ごはんによくからむ。かなり美味。
「女性がいたら、カニも入れちゃうよ(笑)」とご主人。
ここで、興味深いお話が。
なんと美登飯店には、冷凍庫がないんだそう。
「うちは冷凍ものは使わないの。カニだって、生のカニを仕入れて使う」とご主人。
業者の人が冷凍庫をただで提供して、これでうちの商品を使ってくれ!と
いってきたときは、近所の人に冷凍庫をあげちゃったとか。
また、複数の劇団の御用達で、
田村正和、大竹しのぶ、藤山直美などの役者さんも常連。
演出家の故・蜷川幸雄も通ったそう。
各氏との秘話も次々と繰り出され、アルバムの写真の数々も拝見……、
こうしてご主人、おかみさんの楽しいトークはとどまることなく、
咀嚼中の町中華探検隊、三匹のおっさんの上に降り注いだのだった……。


油流し後にはカレーパン発祥の店「カトレア」でお土産を購入し、mct@雨の森下は円を閉じました。夕飯にこのカレーパンをいただきましたが、スタンダードなお味ながらとてもおいしかったです。スパイシーというよりは、甘みと旨みがじんわりくるあんとカリカリの揚げパンのハーモニーがいいですね。
森下は、魅力的な飲食店が静かにしのぎを削る街でした。

「美登飯店 (ミトハンテン)」
東京都江東区新大橋1-4-13
03-3631-3652
*餃子は夜だけの提供です。ご注意を





4 件のコメント:

  1. 素晴らしいレポートありがとうございます!腹一杯過ぎて、晩飯なしでした。

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    1. やまでさん、昨日はありがとうございました!私と一緒に仕事をしている女性編集者が、もともと蜷川幸雄さんの劇団にいたので、「美登飯店」の話をしたら、劇団のみなさんと昔何度もいったお店とのことでした。蜷川さんが、この近所のパン屋さんの焼きそばパンがお好きで、よくパシらされたそうです(笑)。このパン屋さんのことは、確か道中のトークでご紹介いただきましたよね?とても懐かしがっていました。

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    2. 美登飯店はホント劇団員さん達に愛されているのですね。焼きそばパンは「カトレア」ですかね?それとも別の店か?探究しておきます!

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    3. あ、焼きそばパンの店名は聞きそびれていました。近日、確認しておきます!

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