2017年7月11日火曜日

美味小屋@銚子・外川 潮風がごちそう。港前町中華

ハイジです。千葉県の銚子に来ています。

駅の改札口を抜けると大漁旗が出迎える。漁師町だ。
快晴。銚子電鉄への乗り換えまで30分ほどあるので、駅周辺を歩いてみる。
千葉育ちの私が給食で飲んでいた牛乳といえばフルヤ。 
めんこのようにして遊ぶ牛ポン(牛乳瓶のふた)をよくもらいにいったな。
銚子大橋。銚子は利根川の河口にある町で、対岸は茨城県・波崎だ。
駅前の食堂。惹かれるな……。
 町中華的メニューも充実している。
うーん、でもここに入ったら魚を食べてしまいそうだ……。
入梅のとろいわし、旬だもの。

こちらはカレーで有名らしい町中華「インデアン」。いい雰囲気。
「うーん、いいカレーの匂いがするな……」とつぶやき、おっさんふたりが吸い込まれていった……。
こちらはそば屋の遺跡かな。いい感じの店構えだけど。
あ、「かみち」閉店したのか……。遺跡どころか、更地だ。さんま寿司が絶品だったのに……。
というわけで、銚子電鉄に乗り換え。銚子電鉄・銚子駅はJR銚子駅のホーム上にある。
小さな小さな駅だ。
車内は手作り感が満載。
おやっ。町中華の車内広告がある。駅に出張販売するらしい。
約20分で終点の外川駅に到着。レトロな車両もある。中は資料館のようだ。
小路を進むとすぐに海だ。 
海風に幸福の黄色いラーメン旗がはためく……。
こちらが外川漁港にある「美味小屋」。某サイトでは「からこや」と読むと紹介されているが、
店内にさがる木札には「うまごや」とルビがあった。どちらが正しいのか……謎のままにしておこう。
 
「昨日は風がなかったけど、今日は開けておくと風が気持ちいいねえ」と、おかあさん。
創業17年目。おかあさんは外川の浜育ち。子どもの頃は、前の漁港で泳いだそう。
「昔はねえ、堤防に穴があって海水が行き来していたから、ドック(船着き場)も透明できれいだったのよ~」
おすすめを聞くと、キンメの煮つけとおかあさん。
外川で水揚げされるキンメダイは体長は大きくないが、横に太るのでおいしいそう。
「でも、今日はカッサリがあるよ。前で釣った魚で、海藻の香りが嫌じゃなければおいしいよ~」
カッサリ?千葉育ちの釣り好きの私にも何の魚かわからない。
おかあさんが見せてくれたのがコレ。
「ああ、アイナメね」「いや、アイナメとは別なの」「あ、そうすか。う~ん、なんだろう」
このあと、入店した地元の釣り好きの美人おねえさんも、 同じ鍋をみて、
「う~ん、わからないなあ。あとでググろう」とおっしゃる。
調べてみると、アイナメに近いクジメかウサギアイナメあたりのようだ。
というわけで、カッサリの煮つけでビール。新鮮なので、煮付けると身割れしている。
ヒレに近いところに小骨はあるがうまい!
潮風に吹かれ、海を眺めながら煮魚でビール。なんという贅沢……。
「昨日ね、息子が釣ってきたの。塩焼きでもおいしいのよ~」とおかあさん。
あとでお勘定してみると、300円だった。安い!
缶チューハイを追加して、ラーメン500円。
「見様見真似でつくったラーメンだから……」と謙遜されるけど、
いやいや全然おいしい!小ぶりの丼だけど、麺はたっぷり。醤油の甘みがいい。
(=銚子は醤油の町なのに、どこの醤油なのか?を聞くのを失念。しまった!)
こちらは美人のおねえさんが注文したカレー570円。
「私のも撮る???」といっていただいたので、ぜひぜひとパチリ。
「ラーメン食べようかな~と思うときもあるんだけど、カレーが大好きなんで、ついついカレー頼んじゃうのよねえ~」とおねえさん。
同じ釣り好き同志ということで、釣り談義……おかあさんも座って、魚談義に。
1時間に1本の電車を見送り、楽しいひととき……。


近所においしいかき氷屋さんがあるので、そちらで食後のデザートを……というおねえさんがお帰りになったあとも、ゆっくりおかあさんとお話させていただきました。
東日本大震災のときは、津波で冠水したそうです。それまでも津波注意報、警報があったそうですが、いつも大したことがないので、近所の人とは「避難する必要ないね」と話していたところ、しばらくして港で船を係留していた人が大声で「かあちゃん!津波だ!逃げろー!」と叫んだ途端に、突然勝手口から波が飛び込んできて、たちまちひざまで冠水したとのこと。
「ひざといっても津波のチカラはすごいのよ~。普通の波と全然違う」
バリバリッとすごい音がして電信柱がなぎ倒されて、慌てて避難所に向かったそう。
「もうお店はダメだろうな……」と避難所で思っていたが、数日後に戻ってみると、海水による悪臭はひどいものの、建物はまったく問題なく、無事に再開できたそうです。
「直接きた津波でなくて、旭市(銚子の南の町で、津波による犠牲者が多数出た)のほうから帰ってきた波だったの。直接津波が来ていたら……」 と、海を見つめるおかあさんの横顔が印象に残る午後のひとときでした。







さあ、帰ろう。


銚子電鉄はパスモ、スイカが使えません。銚子~外川は片道340円ですが、往復券で買うと600円で80円お得です。

美味小屋
千葉県銚子市外川町1-10855-5
11:30~17:00 不定休
※銚子電鉄・外川駅から徒歩7分ぐらい










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